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TPPで医療制度は崩壊?混合診療とは?問題点は? [国内]

こんばんは、トヨミツです。
先日、虫歯で歯科に行きました。
今まで銀歯ゼロだったのが自慢だったのに銀歯デビューしそうです。泣

先月、安倍総理がTPPに参加表明をしました。
そこで問題になるのが日本の医療制度が崩壊するのではないかと心配しています。


医療ver.jpg


例えば
骨折したり虫歯やインフルエンザになったら通院しますよね。
ご存知の通り、国民健康保険証を提示する事で医療費は3割負担で済みます。


それを「保険診療」=治療費を健康保険でまかなえます。


つまり、お金持ちから所得の低い人まで平等に医療を受けれます。
それは毎月支払っている健康保険料のおかげです。(国民健康保険制度)



逆に
先進国のアメリカでは、国民健康保険制度がありません。
民間の医療保険に加入し治療を受けています。毎月支払い医療保険料も高いです。
しかも国民の1/6が未加入。高額な医療費の為、治療を受けられず毎年約18,000人が命を落としています。とんでもない国なのです。



参考として、虫歯治療(虫歯が歯の神経まで達してしまった)場合。

◆日本の場合
約1,500円~3,000円(保険診療)

◆アメリカの場合
約10万円



今回問題になるのは「混合診療の解禁」です。

「混合診療」とは、
健康保険で支払う診療と自由診療を併用できる事です。
先程、お話したとおりアメリカでは保険制度はありません。自由診療に対して医療保険を提供しています。
日本で混合診療が導入されるとアメリカの保険会社が日本の市場を狙ってきます。
そこで「混合診療」を導入することでメリット、デメリットをまとめました。


◆メリット
①高額先進医療が公的保険により受けられる。
例えば、臓器移植。
よく海外まで行き臓器移植を受けたい患者がいますよね。
原則100%負担だったのがが一定の公的保険を受けれるようになります。


②未認可の治療法や薬剤が使用可能になる
国内未承認の新薬や診療技術を受けれるのが可能となる
保険診療の場合、新薬の承認は審査が厳しい。承認されるのに物凄く年月がかかる。


③診療行為に付帯するサービス
国の基準を超える医師、看護師などの手厚い配置が可能?



◆デメリット
①医療格差が生まれる
病院側は、自由診療を優先的に扱い、医療保険適用の診療を避ける可能性がある
患者側は、受けられるサービスに違いが発生する


②信頼性の低い医療が増える可能性
現在、国が認めた「評価診療」だが、受けない診療や薬が出てくる可能性


③地方では病院が激変
自由診療の導入により採算が取れない地方での農村部では病院が撤退もありえる



病院も営利目的の経営に入るのではないでしょうか。
それぞれメリット、デメリットはあるので何とも言えません。
政府はどう判断するのでしょう。


個人的な案ですが、
混合診療を解禁したら自由診療は増えてきます。
しかし自由診療に医療税(仮の名前)を導入します。
医療税での財源で保険診療できる枠を増やしてはいかがでしょうか。
保険治療は維持。国民健康制度は絶対に必要だと思います。

皆さんはどう思いますか?
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