安倍首相､憲法9条を改正に意欲？世論調査は？賛成？反対？

こんばんは、トヨミツです。
今日、駅前の掲示板に自衛官募集のポスターを見かけました。
自衛官時代の頃を懐かしく感じました。笑


昨年、安倍首相は任期中に憲法9条を改正したい意向を示しています。
そもそも憲法9条は何かを分かりやすく説明します。





◆憲法9条

①日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

②前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。


簡単に言えば、
平和を追求し戦争を放棄します。
目的を達成する為に、軍隊を持ちません。と書いてあるわけです。
この条文の存在で「平和憲法」と呼ばれています。


しかし一点疑問が出てきます。
自衛隊の存在です。陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。と書いているのに関わらず自衛隊があるのか？
裁判所が合憲、違憲で最終的な結論がでていません。
解釈次第でどちらもとれてしまう。


実際、憲法9条改正については
世論調査によると改正賛成派が多かったり、反対派が多かったり
各メディアによって結果がバラバラです。笑


そこで、
憲法9条の改正に賛成派と反対派の意見をまとめてみます。


◆賛成派
①自衛の為に国家に軍隊は必要だと思う

②国際貢献の為、今の憲法だと対応できない

③防衛費世界6位で軍隊を保有しないのは矛盾している



◆反対派
①平和憲法は世界に誇れるので守る。軍隊は放棄すべき

②軍国主義・徴兵制になる可能性がある

③集団的自衛権でアメリカの戦争に参加させられる



個人の意見として憲法9条の改正は賛成です。


◆軍隊（自衛隊）の存在意義は何か？
それは、自国の領土防衛と国民の生命を守る事です。


まず日本が今まで平和なのは、在日米軍と自衛隊の存在だと感じてます。
戦後、日本はアメリカの占領下に置かれてました。
1960年に日米安保を締結。日本が攻撃を受けたらアメリカが日本を守り
その代わりに基地とお金を提供しています。約5兆円の防衛費で平和を買っています。

しかし、
世界に誇れる平和憲法を持っていても領土問題を抱えているの紛れもなく事実です。

◆北方領土（占拠中）　→　ロシア

◆竹島（占拠中）　→　韓国

◆尖閣諸島　→　中国


憲法だけでは、既に平和を守れないも事実ではないでしょうか。



次に軍国主義の可能性ですが、ほぼゼロだと思います。
自衛隊は文民統制（シビリアン・コントロール）。民間である政治家が自衛隊を統制してます。
戦前の旧日本軍が暴走した理由は、軍隊が政権を取り国家運営（予算や資源）を考えず戦争に突入したのが原因です。ちなみに日本の防衛大臣は民間人です。


同様に徴兵制も可能性ゼロです。
自衛隊は志願制です。徴兵制だと教育や訓練など余分は人件費が必要となり莫大な費用が発生します。現在、自衛隊では正要員を減らし、予備自衛官を増やす人員削減の方向に進んでいます。


集団的自衛権ですが、
そこが一番キーポイントです。
アメリカの戦争に参加させられる。そこが一番危惧している点だと思います。
日本は平和を追求する精神は保持。仮に百歩譲って憲法改正したとします。
自国防衛の為、自衛隊の存在を認め、特にアメリカの戦争介入には一切関わらない形にするべきだと思います。集団的自衛権は絶対に認めない。


皆さんはどう思いますか？