自民党､佐竹雅昭を参議院へ擁立！嶋大輔も出馬候補？

こんばんは、トヨミツです。
今日は木曜日。出張続きだと1週間が早く感じます。笑
もうすぐ4月も終わり早いですね。

先日、自民党は参議院選挙の目玉候補として、格闘技イベント「Ｋ-1」の中心選手として活躍した元格闘家の佐竹雅昭を擁立する事を固めました。
比例代表候補者として格闘家の佐竹を擁立するとは意外ですね。びっくりしました。





1点気になる事があります。
佐竹雅昭は政治家を志しているのでしょうか。とても気になります。また25日に芸能界を引退した嶋大輔も出馬候補として挙げられています。
今回のニュースを受けて、なぜ自民党が佐竹雅昭（有名人）を擁立したのか疑問に思いませんか？そもそも自民党に限らず有名人を擁立するには意図があります。


そこを検証していく事にします。

①自民党の人員不足の為
昨年の12月に衆議院総選挙で自民党は議席数を大きく伸ばしました。3年前の選挙敗北から復活返り咲きした政治家もいます。
今は自民党に勢いがあります。その勢いに乗って当選者もある程度は確保できると見込んで、候補者擁立にさらに人員が足りない状況なのです。
6月に参議院選挙が実施されます。前回の選挙から半年後。人員確保も難しいと思います。


②広告塔が欲しい
佐竹雅昭は「Ｋ-1」の元格闘選手です。
彼が自民党として立候補するとさらに自民党の知名度は上がり、佐竹のファンは自民党に投票すると狙いがあります。要は佐竹の名前を借りて票集めする事です。


③参議院選挙・比例代表制の仕組み
比例代表制とは、各政党の得票率に応じて議席が決まる事を言います。
衆議院総選挙にも比例代表制はありますが、参議院選挙の比例とは大きく違います。

◆衆議院・比例選挙　→　政党名のみ投票

◆参議院・比例選挙　→　政党名もしくは個人名も投票できる


参議院の比例は立候補した個人名も政党獲得数としてカウントされるという事です。
政党名＋個人名の合計数が獲得議席数が決まります。


＜具体例＞
例えば、自民党の合計獲得票数が100万票だったとします。
100万票で6人当選枠が与えられた。

内訳として、

佐竹雅昭　 92万票
Aさん 　 7万票
Bさん 5,000票
Cさん　 3,000票
Dさん　 1,500票
Eさん　 500票


ほとんどが「佐竹雅昭」票なのに個人票も政党獲得票にカウントされるので全員当選という事になります。つまり、「佐竹雅昭」のブランドを利用して獲得する議席数を増やしたいという事です。

佐竹雅昭本人が政治家を志しているのか真意を知りたい。
政治家になって何を実現したいのか気になります。上辺ではなく本当に目指したい政治とは？単に要望を受けて軽い気持ちで立候補するのはやめてもらいたいのが本音です。

3年前の衆議院総選挙で民主党が大勝しました。全く経済も法律も知らない素人が政治家になりました。その素人政治家は国民に何をもたらしましたか？
タレントが政治家になる事自体、問題だと思います。
自民党に言いたいのは売名行為でタレントを使うのは止めて欲しい。

第三極と呼ばれる政党である「日本維新の会」や「みんなの党」は、公認候補を選ぶのに小論文や面接など、本当に志を持った政治家になりたいのか厳選しています。本来なら当たり前の事ですが、強い志や信念を持って政治家になってもらいたいです。

皆さんはどう思いますか？